|
2013年 04月 11日
この二日間、近隣の友人たちや地域の人と会える限り会っています。 皆、元気です。どのように元気かというと、この2年をストレスの重さを抱えながら生きてる者たち特有の(コミュニティが壊れた寂しさを味わった者たちの)・・一種の高揚感、人恋しさみたいなものだと思います。 弾けるように言葉が勢いよく飛び出します。 私も含め、会うと互いに文句なく嬉しいのです、懐かしいのです。 優しさや慈しみが皆深くなっている気がします。 人の心はこの2年間、うちにも外にも傷つき、センシティブになり、臆病にもなり、、そのような自分の心に翻弄されるなかで、他者との心の距離感も瞬間瞬間不安定でした。 それが、2年で少し落ち着いたように思います。「誰もが同じ苦しみを抱えている〜」ということへ行きついたのかもしれません。 この状況下で、皆の心が落ち着いてきたように感じれることが、私には格別うれしいです。 (もちろん大変さが減った訳ではないことは皆承知ですが。) これが今回の帰還の収穫です。 本当は家の片付けをもっとしたかったのですが。でも納屋の片付け、事務机の片付けに手をつけたから◯。 この元気が人間のいのちの逞しさというものでしょうか。 幾千年と危機を乗り越え生き延びて来た人類のDNAなのかも・・。 もちろん、身体の問題を抱えつつの人も居ます。 「薬が増えた〜」、「狭心症だと診断された〜」という人も。。 2年経ったこれから、、このような問題が忍び寄ってくるのでしょうか・・。 内部被爆に気をつけている人と居ない人の差も、話題になりました。 検査で数値になって現れて来ているから理解し易くなったのでしょう。 明日は、遠くの友人たちがそれぞれに3組やってきます。 泊まっていいよと言っていたのですが、ここには泊まらないで!ということにしました。 線量が思った以上に結構あることを思うと、やはり長居する事は薦められないですから。。 短い時間でも、美味しいお茶を飲みながら〜と思います。
by mitry_macrobian
| 2013-04-11 00:29
| 被災/原発
|
ファン申請 |
||