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2011年 07月 31日
原発関係の話題は、京都では結構目に入るので、ここの意識は高いのかなと勝手に思っている。 というか、「その話題がある」ということに、安心する私かもしれない。 だって、一般的にはどんどん情報量は少なくなってるし、この状態に慣れてくるし、ということに、 これでいいの?といつも思うから。 いつも通る京大前には「原発廃炉」のタテカン(私たち世代には懐かしいね)があるし、集会やデモも行われているし、何より、京大原子力研究所には小出助教ほか信頼できる人がいるし、、(あまり関係ない?) 京都新聞は、結構原子力関係の記事が多くて、読みやすくて、私の中ではお気に入り。 今日は,講演会に行って来た。 「原発問題の正確な理解のためにー正しく知って正しく怖がり正しく対処しようー」という題。 京都府立高校先生(京大物理で原子力学ぶ)の市川章人氏の話。 京都パパママの会とベジタリアンフェスティバル実行委員会共催で子供連れの人から年配の方まで多数の参加者だった。 本当に、この間思っていた。 放射能の恐さをどのくらいの人が知っているのだろうか。私も含め本当にわかっているのだろうか。 知識の無い一般の私たちが、事故の事態を把握し、今起こっている放射能汚染の実態を知ることは、本当に困難だとおもう。個々の情報収集力と判断力にだけまかされていて、それも断片を自分でつなぎ合わせるしかない。 先生の話は、ガイドラインをまとめて話してくれたのでわかり易かった。小冊子も配ってくれた。 これが一般的にもっと流れると良いな、、と思った。 一番私がうれしかったのは、 科学者やアカデミックな立場にある人たちが、本当に本気で、原発、放射能の危険性を熱く語ってくれることだった。 心の叫びのように「一刻も早く、この事態をなんとかしなければ、、。 原子力に頼る生活から脱却するには今こそ皆で声を上げねば、、」という先生の気持ちがビシビシ伝わってきた。 もっともっと、こういう科学者、物理学者、医者が出て来てほしい。 一般民衆が正しく判断できる手助けをしてほしい。
by mitry_macrobian
| 2011-07-31 22:50
| 日々雑感
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