|
2011年 03月 08日
料理本が人気という。
いろいろな種類のそれも美しい本があるらしい。 料理ブログが人気という。 お弁当から今日のごはんまで、いろいろあるという。 ふ~ん・・・てことは、料理する人が増えてるって事かな? うーん、でもそうでもなさそう・・。自分で料理できる人に出会うほうが少ないもの。 見て楽しむのかなぁ・・・?? そう思いながら自分が持っている、というか使っている料理本を思い出してみると、、。 かなり古~い年季ものだけだ。 「簡単!感嘆!漬物術」と「1年中の手作り食品」。笑えるね。 大事なのはこれだけになっている。 これに含まれるレシピの量がハンパじゃなく多い。分厚くない普通の本なのに。 「漬物術」はホントに漬物だけ、「手作り食品」には、みそや漬物、ジャムや佃煮の保存食品から、 日常のおかずから、パンやお菓子まで、オールランド網羅している。 今時の本には考えられないね。 そして何より、ビジュアルも、美しさ追求でなく説明としてとても丁寧な写真で良く分かる。親切だ。 今時のものは、ちょっと覗いてみると、ビジュアル重視だったり、これ見てよ~って主張しているだけのものだったりする。 料理って、とっても日常の行為。息するのと同じくらい。 だからたまにならビジュアルでパーッとでもいいけど、それっていずれ飽きる。 内容が詰まっているものがいいなあ。それもずっと引き出せる知恵が詰まっているものが。 そう思うと、昔のものって、凄いなあ~! 使う人のことを考えている、とても知恵にあふれている、30年以上も使える、使いたい。 多分言葉も同じと思う。 知恵のある、味わいのある、日常に活きる、そんな言葉がいい。 かっこいい言葉、目立つ言葉、自己顕示の言葉、言い訳の言葉、そんなものは人生の足しにはならない。 普段はどこか奥に沈めておいても、必要なときにふとどこからともなく湧き上がってきて、きずきのヒントになるような言葉。 こんな言葉を大事にしよう。
by mitry_macrobian
| 2011-03-08 17:50
| 日々雑感
|
ファン申請 |
||